東ソー・シリカ株式会社の技術資料
シリカとは
シリカ(SiO2)は、地殻の約60%を占める珪素の酸化物です。主として珪砂を原料として化学的に反応させて、多孔質で大きな表面積構造を持つ合成シリカを作り出すことにより各種分野における優れた特性を生み出します。その化学的な安定性と共に広い分野で脚光を浴びています。
合成シリカの構造は、二酸化珪素の粒子が集まって、連続的に網の目のような微細な孔を形成しています。この微細な孔の内側に、水蒸気などの各種物質を吸着します。
シリカの用途と主な効果
大型トラック、バス及び乗用車等のタイヤに使用されるシリカは(表面反応性が極めて高いため)良好な耐久性、耐摩耗性など優れた補強効果を発揮します。また、ころがり抵抗を低減すると共に走行安定性を向上させます。
高度な粉砕、分級技術によって得られる均一な超微粒子状の特殊シリカ、ゲル法シリカは塗料分野に広く用いられます。特にオーディオ機器や高級家具類の塗膜に抜群の艶消し効果を発揮します。
その他、特殊紙、消泡剤、流動改質剤など幅広く用いられています。
技術資料集
合成シリカの特性
合成シリカの用途